親になるということ

妊婦体操は、自分の体と気持ちを親にしていくためのステップ


二番目、三番目の出産なら別ですが、初産の場合、親自身も、「親」になるための準備が必要です。
妊娠をし、子どもを生み落せば「親」になるのでしょうか。そうであることもあるでしょうし、そうでないこともあるでしょう。

残念ながら、そうではない結果による事件も、ニュースなどで報道されています。
さすがに、そのようなことは多くないとしても、親になるための、体や心の準備はしたいところです。

妊婦体操は、そのような自分の体と気持ちを親にしていくためのステップの一つと考えてみてください。
そして、妊婦さん以上にそれが大切なのは、パートナーです。

妊娠やつわり、体調の変化、腰痛、便秘など、妊婦さんは十分に、まさに身をもって、子どもがひとり生まれるとはどういうことなのかを体感します。
それに対し、言い方は悪いですが、パートナーは「他人事」になりがち。人の辛さは想像しにくいうえ、自分は絶対に一生経験できないことですので、想像することも困難です。
たとえば、つわりはひどい二日酔いが毎日続くようなもの。出産の痛みを男性が経験すると、ショック死するほどの痛み。

そういわれると何となく想像することはできますが、それでも実感はしにくいもの。
だからこそ、意識をして妊婦さんをサポートしたいものです。とはいえ、どうやってサポートしたらいいかわからない。サポートしようとして帰って怒られる、という方も多いと思いますが、そんな中で妊婦体操は、妊婦さんに協力できる貴重な瞬間。

パートナーの協力によって、妊婦さんの肩こりや腰痛が軽快するとしたら、手伝わない手はありませんよね。
また、そうやって一緒に頑張っていく事で、自分自身も協力した。一緒に出産に向けて準備をした、という気持ちも持ちやすくなります。
そうして生まれてきた子供に対しては、より大きな愛情を注ぐことができるでしょう。

もちろん、世の中には様々な立場や事情があり、そういったことがないとしても、大きな愛を注いでほしいですが、せっかく妊娠、出産という瞬間に立ち会うのであれば、そのチャンスを最大限生かしてください。