外壁材

窯業系サイディング

 かつて外壁材はモルタルが主流でしたが、現在最も使用されているのが窯業系サイディングです。セメントと繊維質、砂や砂利の代わりになる混和材を混ぜて化学反応で固めて作られます。モルタルとは違い、工場で作られたボードを貼り付けて施工します。色やデザインが豊富なのも特徴で、レンガ風、タイル風、和風、木目調など様々です。

メリット

 窯業系サイディングは耐火性に優れており、ほとんどの製品が「火熱を遮る時間が20分以上」の耐火2等級以上で安心です。また、軽量であることもメリットです。金属サイディングほどではありませんが、比較的軽量なので耐震性にも優れています。外壁材が軽量なだけでなく、目地のシーリング材の柔軟性が揺れを緩和するので高い耐震性が期待できます。工期の短さ、費用の低さも魅力です。

デメリット

 熱を吸収しやすく、表面温度は60℃まであがることがあります。外壁材自体に防水機能はないので、塗装で防水機能を補う必要があります。塗料が劣化し防水機能が失われると、外壁材の反りや浮きなどを引き起こします。窯業系サイディングにはコーキング材が使用されているため、塗装に加えてコーキングの補修も必要です。コーキングは3年程度で劣化し始めます。

窯業系サイディング